こんにちは。
フィルムカメラ専門店Totte Meのときはです。
この記事では
- ボタンやスイッチの名前と意味
- フィルムをセットする方法
- 撮影に失敗しないための注意点!
- 撮影が終わったあとのフィルムの巻き取り方
について説明していきます。撮影を楽しむ手助けになれば幸いです。
各ボタンやスイッチの名前と意味
フィルムのセット方法
フィルムセットの基本的手順は、以下の通りとなります。
- 裏ぶたを開けてフィルムをセット
- フィルムを巻き上げ位置まで引き出す
- 裏ぶたを閉じて自動で巻き取る or 手動で巻き取って裏ぶたを閉じる
- (必要であれば)空シャッターを切る
- ISO感度を設定する
この手順に沿ってフィルムをセットしていくのですが、巻き上げタイプによって微妙に方法が違います。
といっても、タイプは大きく分けて2つだけなので、心配しなくても大丈夫です。
今回紹介するOLYMPUS C-AFは手動巻き上げタイプになります。
手動巻き上げタイプ
裏ぶたを開けてフィルムをセットして手動で巻き取るというアナログな作業が必要です。
1枚撮影するたびに巻き上げレバーを使って手動で巻き上げて撮影します。
不安な方は動画を参考にして行いましょう(フィルムセットの説明からスタートします)。
さいごにレンズ周りにあるダイヤルを回します。
ASAと書かれたところにある数字をフィルムのISO感度(100/200/400など)に合わせて設定してフィルムセット完了です。
この設定を忘れると写真が暗くなったり、明るくなったりするので、かならずセットしましょう!
- 注意点①
フィルムセット後は裏ぶたを開かない(フィルムが感光してダメになる)。 - 注意点②
フィルムカウンターの数字が1になっていなければ、裏ブタを開けて再セット。 - 注意点③
フィルムを入れても巻き上げされないときはシャッターボタンを半押しする。
撮影で失敗しないための注意点
ピント合わせ
撮りたいものをファインダー中央に合わせて、シャッターボタンを半押しするとオートフォーカスが作動します。
そのままシャッターボタンを押し込むと、シャッターが切れます。
ピンボケ回避
ピンぼけを避けるためには、最短撮影距離より離れて撮影する必要があります。
このカメラは当時の資料がなく、説明書等が見つからないので、正確な最短撮影距離がわかりません。
なので、最短撮影距離としては80cm~1m以上のの距離を置いた方がいいでしょう。
フラッシュ(ストロボ)の設定
夕暮れ以降や夜間、曇り空の日や室内などの暗い場所ではフラッシュを使うようにしましょう。
フラッシュスイッチをスライドさせるとフラッシュのチャージが始まるので、20〜30秒待ちます。
それからシャッターを切ると同時にフラッシュが光ります。
デート機能(日付印字)の設定
デート印字の設定は背面にあるパネルを開いて設定します。
デートの日付印字のオン・オフ(印字あり・印字なし)を設定したり、日付や時刻を修正できます。
液晶表示が消えたときは電池切れなので、裏ぶたを開けてCR2025の電池を交換します。
撮影後のフィルム巻き上げ方法
すべての枚数の撮影が終わったあとに、手動で巻き戻していくタイプです。
底部にあるスイッチを押した後、上部にある巻き戻しクランクを矢印の方向に回して、フィルムを巻き取っていきます。
このとき、クランクを回す向きを間違えるとフィルムがちぎれてしまうので要注意です。
巻き戻していくうちにフッと重さがなくなり、空回りしているような手応えがしたら、巻き戻し完了です。
ゆっくり裏ぶたを開いてフィルムを取り出し、早めに現像に出しましょう。
手動での巻き戻しはミスが起こりやすいところなので、不安な方は動画を参考にして行いましょう(巻き戻しの説明からスタートします)。
- 巻き戻しされたのにフィルムカウンターの数字が変化しない
- 巻き戻しの途中で電池切れになってしまった
- 巻き戻しに失敗してフィルムが途中で切れてしまった
このような場合は、フィルムが完全に巻き戻しされていない怖れがあります。
そのときは決して確認のために裏ぶたを開けたりせず、そのまま写真専門店に持っていきましょう。
さいごに
もし分かりにくい箇所やここが知りたい!というポイントがあればお問い合わせよりご連絡ください(カメラの機種名をお忘れなく)。
フィルムの購入や選び方についても知っておきたいという方は、こちらでくわしく説明しています。
撮影が終わったあとの現像とスマホ転送については、こちらでくわしく説明しています。
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