こんにちは。
フィルムカメラ専門店Totte Meのときはです。
こちらでは、
- ボタンやスイッチの名前と意味
- フィルムをセットする方法
- 撮影に失敗しないための注意点!
- 撮影が終わったあとのフィルムの巻き取り方
について説明していきます。
ときは
各ボタンやスイッチの名前と意味
- セルフタイマーレバー
- バッテリーチェック/低光度警告ランプ
※半押ししたときにランプが消えれば明るさOK、消えなければ暗すぎるという警告
※電池残量が減るとシャッターロックがかかります - フィルム巻き上げダイヤル
- ISO感度設定ダイヤル
- フィルムカウンター
- シャッターボタン
- フォーカスリング
- 絞り値設定リング(ストロボ装着時に使用、普段は使いません)
- フィルム巻き戻しクランク
- フィルム巻き戻しボタン
- 電池ボックス(HM-N=LR-44+アダプタ × 2個)
ときは
フィルムのセット方法
フィルムセットの基本的手順は、以下の通りとなります。
- 裏ぶたを開けてフィルムをセット
- フィルムを巻き上げ位置まで引き出す
- 裏ぶたを閉じて自動で巻き取る or 手動で巻き取って裏ぶたを閉じる
- (必要であれば)空シャッターを切る
- ISO感度を設定する
この手順に沿ってフィルムをセットしていくのですが、巻き上げタイプによって微妙に方法が違います。
といっても、タイプは大きく分けて2つだけなので、心配しなくても大丈夫です。
ときは
手動巻き上げタイプ
裏ぶたを開けてフィルムをセットして手動で巻き取るというアナログな作業が必要です。
1枚撮影するたびに巻き上げレバーを使って手動で巻き上げて撮影します。
不安な方は動画を参考にして行いましょう(フィルムセットの説明からスタートします)。
ときは
- 注意点①
フィルムセット後は裏ぶたを開かない(フィルムが感光してダメになる)。 - 注意点②
フィルムカウンターの数字が1になっていなければ、裏ブタを開けて再セット。 - 注意点③
フィルムを入れても巻き上げされないときはシャッターボタンを半押しする。
撮影で失敗しないための注意点
ピント合わせ
このカメラは、ボディ正面にあるフォーカスリング(⑦)を回してピントを調整します。
目で見て距離を測り、フォーカスリングに書いてある距離(メートル表記)を合われば、その距離にあるものにピントが合います。
ピントが合う距離は0.9m/1m/1.5m/2m/3m/5m∞となっています(∞は遠くの風景や遠景全体にピントが合います)。
1m未満の一番近い近接距離は90cmとなります。
距離に迷ったら、シャッターを半押しするとファインダーの中で4つのフォーカスゾーンが表示されます。参考にしてみてください。
絞り値・露出設定
このカメラは露出(明るさ)を測り、自動で絞りとシャッタースピードを設定してくれます。
つまり、フィルムのISO感度を正しく設定していれば、あとはカメラ任せでシャッターを切ればきれいな写真が撮れます。
そして、このカメラはちゃんと写らない状況(暗いところ)ではシャッターボタンを押したときに低光度警告ランプ(②)が光ったままになります。
そんなときは手ブレが発生するので、カメラを三脚などでしっかり固定するか、安定した場所に置いてセルフタイマーを使って撮影しましょう。
撮影後のフィルム巻き上げ方法
手動巻き戻しタイプ
すべての枚数の撮影が終わったあとに、手動で巻き戻していくタイプです。
底部にある巻き戻しスイッチ()を押した後、上部にある巻き戻しクランク()を矢印の方向に回して、フィルムを巻き取っていきます。
このとき、クランクを回す向きを間違えるとフィルムがちぎれてしまうので要注意です。
巻き戻していくうちにフッと重さがなくなり、空回りしているような手応えがしたら、巻き戻し完了です。
ゆっくり裏ぶたを開いてフィルムを取り出し、早めに現像に出しましょう。
ときは
- 巻き戻しされたのにフィルムカウンターの数字が変化しない
- 巻き戻しの途中で電池切れになってしまった
- 巻き戻しに失敗してフィルムが途中で切れてしまった
このような場合は、フィルムが完全に巻き戻しされていない怖れがあります。
そのときは決して確認のために裏ぶたを開けたりせず、そのまま写真専門店に持っていきましょう。
さいごに
もし分かりにくい箇所やここが知りたい!というポイントがあればお問い合わせよりご連絡ください(カメラの機種名をお忘れなく)。
フィルムの購入や選び方についても知っておきたいという方は、こちらでくわしく説明しています。
撮影が終わったあとの現像とスマホ転送については、こちらでくわしく説明しています。
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