こんにちは。
フィルムカメラ専門店Totte Meのときはです。
こちらでは、
- ボタンやスイッチの名前と意味
- フィルムをセットする方法
- 撮影に失敗しないための注意点!
- 撮影が終わったあとのフィルムの巻き取り方
について説明していきます。
ときは
各ボタンやスイッチの名前と意味
- レンズバリア(電源スイッチ)
- シャッターボタン
- フィルムカウンター
- セルフタイマーボタン(10秒)二度押しでダブルセルフタイマー
- フラッシュチャージランプ(緑色ランプ点灯でフラッシュ点灯&チャージ完了)
- デート機能設定ボタン
フィルムのセット方法
フィルムセットの基本的手順は、以下の通りとなります。
- 裏ぶたを開けてフィルムをセット
- フィルムを巻き上げ位置まで引き出す
- 裏ぶたを閉じて自動で巻き取る or 手動で巻き取って裏ぶたを閉じる
- (必要であれば)空シャッターを切る
- ISO感度を設定する
この手順に沿ってフィルムをセットしていくのですが、巻き上げタイプによって微妙に方法が違います。
といっても、タイプは大きく分けて2つだけなので、心配しなくても大丈夫です。
ときは
自動巻き上げタイプ
フィルムをセットして裏ぶたを閉じれば、自動で巻取りが始まり、セットアップが完了するタイプです。
1枚撮影するたびにカメラが自動で巻き上げを行ってくれます。
不安な方は動画を参考にして行ってみてください。
ときは
- 注意点①
フィルムセット後は裏ぶたを開かない(フィルムが感光してダメになる)。 - 注意点②
フィルムカウンターの数字が1になっていなければ、裏ブタを開けて再セット。 - 注意点③
フィルムを入れても巻き上げされないときはシャッターボタンを半押しする。
撮影で失敗しないための注意点
ピント合わせ
このカメラは写ルンですと同じフォーカスフリーの固定単焦点となっています。
つまり、最短撮影距離1.5mほど離れたとこからピントが合う(およそ3m付近にもっともピントが合う)ようになっています。
オートフォーカスなどのピント合わせは必要ないので、被写体との距離に気をつけてシャッターボタンを切るだけでOKです。
フラッシュ(ストロボ)の設定
このカメラのフラッシュは、暗いところでは自動的に発光する自動設定になっています。
自動発光のときにフラッシュが点灯するかどうかの判断は、ファインダー内のフラッシュチャージランプ(⑤)で確認します。
フラッシュランプがすばやく点滅しているとフラッシュの充電中。点灯状態になっていれば、フラッシュが光ります。
フラッシュを発光しないように設定することはできません(もちろんフラッシュが必要ないところでは発光しません)
フラッシュを光らせたくないときは、できるかぎり明るい場所を選んで撮影する必要があります。
デート機能の設定
写真の右下に日付を入れるデート機能は、デート機能設定ボタン(⑥)で設定します。
左側のMODEボタンで表示内容(印字する内容)を変更します。日付、時刻、表示なしといった順で切り替わります。
日付や時刻を修正するときは、まずSELECTボタンを押して、修正したい数値を点滅させます。
それから右側のSETボタンを押して修正して、SELECTボタンで押して決定します。
撮影後のフィルム巻き上げ方法
自動巻き戻しタイプ
すべての枚数の撮影が終わると、自動でフィルムが巻き戻されるタイプです。
巻き戻しが止まったところで、裏ぶたを開けてフィルムを取り出します。
巻き戻しが終わったフィルムは、写真左側のフィルムのように、すべてのフィルムがパトローネ(金属管)に入った状態になります。
ときは
- 巻き戻しされたのにフィルムカウンターの数字が変化しない
- 巻き戻しの途中で電池切れになってしまった
- 巻き戻しに失敗してフィルムが途中で切れてしまった
このような場合は、フィルムが完全に巻き戻しされていない怖れがあります。
そのときは決して確認のために裏ぶたを開けたりせず、そのまま写真専門店に持っていきましょう。
さいごに
もし分かりにくい箇所やここが知りたい!というポイントがあればお問い合わせよりご連絡ください(カメラの機種名をお忘れなく)。
フィルムの購入や選び方についても知っておきたいという方は、こちらでくわしく説明しています。
撮影が終わったあとの現像とスマホ転送については、こちらでくわしく説明しています。
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