こんにちは。
フィルムカメラ専門店Totte Meのときはです。
こちらでは、
- ボタンやスイッチの名前と意味
- フィルムをセットする方法
- 撮影に失敗しないための注意点!
- 撮影が終わったあとのフィルムの巻き取り方
について説明していきます。
ときは
各ボタンやスイッチの名前と意味
- 電源オン・焦点距離切り替えスイッチ(35mm/60mm ※ハーフサイズ時50mm/85mm)
(35mmは風景やポートレート、60mmは寄って撮りたいときにおすすめ) - オートフォーカスランプ
- インターバル撮影(多重露光ボタン)
(押した後にシャッターを2回連続で切ることができ、写真を重ねることができます) - デート機能設定ボタン
- シャッターボタン
- セルフタイマースイッチ
- フィルム途中巻き戻しスイッチ
- バルブ撮影スイッチ
- フラッシュ強制発光スイッチ
- ティルトスタンド
- 電池ボックス
- フィルムサイズ切り替えレバー(フル/ハーフ)
ときは
フィルムのセット方法
フィルムセットの基本的手順は、以下の通りとなります。
- 裏ぶたを開けてフィルムをセット
- フィルムを巻き上げ位置まで引き出す
- 裏ぶたを閉じて自動で巻き取る or 手動で巻き取って裏ぶたを閉じる
- (必要であれば)空シャッターを切る
- ISO感度を設定する
この手順に沿ってフィルムをセットしていくのですが、巻き上げタイプによって微妙に方法が違います。
といっても、タイプは大きく分けて2つだけなので、心配しなくても大丈夫です。
ときは
自動巻き上げタイプ
フィルムをセットして裏ぶたを閉じれば、自動で巻取りが始まり、セットアップが完了するタイプです。
1枚撮影するたびにカメラが自動で巻き上げを行ってくれます。
不安な方は動画を参考にして行ってみてください。
ときは
- 注意点①
フィルムセット後は裏ぶたを開かない(フィルムが感光してダメになる)。 - 注意点②
フィルムカウンターの数字が1になっていなければ、裏ブタを開けて再セット。 - 注意点③
フィルムを入れても巻き上げされないときはシャッターボタンを半押しする。
撮影で失敗しないための注意点
ピント合わせ
撮りたいものをファインダー中央の[ ]マークに合わせて、シャッターボタンを半押しするとオートフォーカスが作動します。
ファインダー横にあるオートフォーカスランプが点灯したらピント合わせ完了。そのままシャッターボタンを押し込むと、シャッターが切れます。
ピンボケ回避
ピンぼけを避けるためには、最短撮影距離より離れて撮影する必要があります。
このカメラの最短撮影距離は65cmになります。
撮影距離の判断に迷ったら、ファインダーの横にあるオートフォーカスランプを確認しましょう。
オートフォーカスランプが点滅したときはピントが合っていないか、撮影距離が近すぎます。
ピントを合わせる被写体を修正するか、ランプが点滅しない距離まで離れて、もう一度シャッターボタンを半押ししましょう。
フラッシュ(ストロボ)の設定
このカメラは、フラッシュ強制発光スイッチ(⑨)を押しながらシャッターを押すとフラッシュが必ず発光します。
普段はフラッシュ発光は自動になっており、暗いところでは自動でフラッシュが発光します。
フラッシュ発光禁止にすることができないので、フラッシュ禁止の場所で撮影するのは控えましょう。
撮影後のフィルム巻き上げ方法
自動巻き戻しタイプ
すべての枚数の撮影が終わると、自動でフィルムが巻き戻されるタイプです。
巻き戻しが止まったところで、裏ぶたを開けてフィルムを取り出します。
巻き戻しが終わったフィルムは、写真左側のフィルムのように、すべてのフィルムがパトローネ(金属管)に入った状態になります。
ときは
- 巻き戻しされたのにフィルムカウンターの数字が変化しない
- 巻き戻しの途中で電池切れになってしまった
- 巻き戻しに失敗してフィルムが途中で切れてしまった
このような場合は、フィルムが完全に巻き戻しされていない怖れがあります。
そのときは決して確認のために裏ぶたを開けたりせず、そのまま写真専門店に持っていきましょう。
さいごに
もし分かりにくい箇所やここが知りたい!というポイントがあればお問い合わせよりご連絡ください(カメラの機種名をお忘れなく)。
フィルムの購入や選び方についても知っておきたいという方は、こちらでくわしく説明しています。
撮影が終わったあとの現像とスマホ転送については、こちらでくわしく説明しています。
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