Canon Autoboy TELE の使い方

こんにちは。

フィルムカメラ専門店Totte Meのときはです。

こちらでは、

について説明していきます。

各ボタンやスイッチの名前と意味

1. 電源オン・オフ・ソフトフィルター切り替えダイヤル
2. 多重露光ボタン
   （押した後にシャッターを２回連続で切ることができ、写真を重ねることができます）
3. 逆光補正ボタン
   （逆光時に使います）
4. デート機能設定ボタン
5. レンズ焦点距離切り替えスイッチ
   （40mmは風景やポートレート、70mmは寄って撮りたいときにおすすめ）
6. フラッシュ切り替えスイッチ
7. シャッターボタン
8. フィルムカウンター＆バッテリー表示
9. セルフタイマーボタン

フィルムのセット方法

フィルムセットの基本的手順は、以下の通りとなります。

この手順に沿ってフィルムをセットしていくのですが、巻き上げタイプによって微妙に方法が違います。

といっても、タイプは大きく分けて２つだけなので、心配しなくても大丈夫です。

自動巻き上げタイプ

フィルムをセットして裏ぶたを閉じれば、自動で巻取りが始まり、セットアップが完了するタイプです。

１枚撮影するたびにカメラが自動で巻き上げを行ってくれます。

不安な方は動画を参考にして行ってみてください。

撮影で失敗しないための注意点

ピント合わせ

撮りたいものをファインダー中央の[　　]マークに合わせて、シャッターボタンを半押しするとオートフォーカスが作動します。

そのままシャッターボタンを押し込むと、シャッターが切れます。

ピンボケ回避

ピンぼけを避けるためには、最短撮影距離より離れて撮影する必要があります。

このカメラの最短撮影距離は１mになります。ファインダー中央の[　　]マークに合わせた被写体との距離に気をつけて撮影しましょう。

フラッシュ（ストロボ）の設定

このカメラのフラッシュは、背面左側にあるフラッシュ切り替えスイッチで変更します。

フラッシュを光らせたくない場合は、発光禁止モードに変えてから撮影しましょう。

曇天や雨で暗いとき、室内の暗い場所、夕暮れ以降に撮影するときはフラッシュを発光させて、暗すぎる写真になるのを防ぎましょう。判断に迷ったときはAUTO（自動発光）にすれば大丈夫です。

ソフトフィルター撮影

ソフトフィルターを使った作例

まずシャッターボタンを半押ししてピントを合わせた後、ソフトフィルター切り替えダイヤル（①）を動かして、そのままシャッターを切ります。

そうすると、作例のような全体的にぼんやりとした雰囲気のある写真が撮れます。

多重露光撮影

多重露光ボタン（②）を押しながらシャッターを切ると、そのままもう一度シャッターを切ることができます（フィルムが巻き上げられず、一度に２回シャッターが切れるという意味です）。

１回目と２回目に撮った写真を重ねて面白い写真が撮れるので、ぜひ試してみてください。

どんな写真が撮れるか気になった方は、インスタで多重露光というタグで探してみましょう。

撮影後のフィルム巻き上げ方法

自動巻き戻しタイプ

すべての枚数の撮影が終わると、自動でフィルムが巻き戻されるタイプです。

巻き戻しが止まったところで、裏ぶたを開けてフィルムを取り出します。

巻き戻しが終わったフィルムは、写真左側のフィルムのように、すべてのフィルムがパトローネ（金属管）に入った状態になります。

さいごに

もし分かりにくい箇所やここが知りたい！というポイントがあればお問い合わせよりご連絡ください（カメラの機種名をお忘れなく）。

フィルムの購入や選び方についても知っておきたいという方は、こちらでくわしく説明しています。

フィルムの購入方法や選び方を見てみる

撮影が終わったあとの現像とスマホ転送については、こちらでくわしく説明しています。

フィルム現像とスマホ転送の方法を見てみる

画像引用元：

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